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7  それぞれの2015グランツール アムステルゴールドレース  8
フランク・シュレクが語る弟への思い、そして今アンディに授与されたトロフィー
文章:本站原创  |   投稿時間:2015/8/28 11:59:46  |   チェック回数:513

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本来であればアンディ・シュレクはまだまだ引退するはずではなかったかもしれない。しかし運命のイタズラが大きく彼の歯車を狂わせ、今年引退を決意した。そして皮肉にも引退後になって、あの運命の分かれ道となった繰り上げ優勝の2010年ツール・ド・フランス総合優勝のトロフィーがアンディに授与された。笑顔で受け取るアンディの表情からは、本心は推し量ることが出来なかったが、兄のフランクが、アンディの思いと、そして弟への思いを語った。
 
 
 
正直まだまだアンディが精神的に”引退”という二文字をきっちりと自身で受け止めるには時間がかかると思うよ。僕自身弟の引退は時間の問題だと覚悟はしていたよ。引退発表数週間前から2人で何度となく話していたし、もう戻れない所まで来てしまっていることもわかっていたよ。そして膝の具合も芳しくなかったし彼の中ではある程度の気持ちは固まっていたんだよ。」
 
「誰もが引退を迎える、でもあのような形での不完全燃焼は本人にとっては不本意だったと思う。今は落ち着いているけど、おそらくこれから僕が来シーズンも走るのを見た時に、再び苦悩する時間がかならず来ると思うんだ。それを乗り越えられなければ、これからも自転車レース界に携わるのか、それとも違う道を歩むのかは決められないと思うよ。以心伝心、言葉はなくともアンディの気持ちは手に取るようにわかる。彼がほんとうに辛いのはこれからだよ。」フランクの言葉は兄の言葉というよりも、さながら親心のようだった。
 
「一つの人生の幕が下り、次へと進む心構えをこれからしていくと思う。それを見守ってやりたいし、これからのアンディの人生が素晴らしいものであってほしいと思うよ。」

そのアンディは”勝たずして勝ってしまった”2010年のツール・ド・フランスのトロフィーをようやく授与された。タイミングの妙というべきなのか、引退後に自らの歯車を狂わしたこのレースのトロフィーを手にすることには正直複雑な気持ちもあっただろう。しかし実は今回のトロフィー授与は当初行われる予定ではなかった。アンディがコンタドールの失格処分によりマイヨ・ジョーヌを2012年に授与された際に、「繰上げとはいえ優勝したのに優勝トロフィーがないのは寂しい」と語っていたのを覚えていたルクセンブルグの外務大臣の計らいにより、特別にツール主催団体のASOが授与したのだ。(2010年の優勝トロフィーはコンタドールが裁定を不服として返還していない) 

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