ドバイク ビギナーズガイド乗り始めの距離、時間、速度について

ロードバイクを始める際に、どのぐらいの速度で進むか、どのぐらい練習するかや、どれ程の距離を走るかで、悩む場合がほとんどです。ロードバイクに乗りなれている先輩サイクリストから、180キロ走った話、85キロで下りを攻めた話や7時間乗り続けた楽しい話を聞いた人もいるかもしれませんね。

けれど、これからロードバイクをライフスタイルに取り入れられる方々にアドバイスをするとしたら、これらの話は全く気にしないで下さいと助言します。始めたばかりは25キロも走れば体は悲鳴をあげ、平均時速も22-24キロぐらいに留まったりするでしょう。それでも、全く気にしないで下さい。サイクリングは慣れるのにそれなりの時間を要するスポーツなのですから。

例えば、ランニングを趣味で始めて、4週間でフルマラソンを目指せば、病気や怪我の原因となるだけでなく、事故にも繋がってしまいます。サイクリングの場合、ペダリングは日常生活では使用頻度の低い筋肉を駆使し、硬いサドルにも慣れなければなりませんし、前傾の姿勢にも当然、慣れが必要です。

より長い距離を、より速く短時間で駆け抜ける為のマシンセッティングを探す為にも、時間が必要です。ショップや先輩と相談しながら、貴方に最適なポジションを探して行きましょう。

乗り始めの数週間は、バイクに慣れる事を優先しましょう。良く知っている道を5-20キロ走るようにします。その後、徐々に距離と移動範囲を広げていきます。それなりの速度を維持するのは、最初は難しいと思いますので、あまり意識をしないようにして下さい。

そして乗車する際は、先ずは必ずウォーミングアップをして下さい。ストレッチをすると、脚と背中の筋肉をしなやかにできますので、貴方のポテンシャルを引き出します。乗り始めの2-3キロは重いギアを踏まずに気楽にいきましょう。十分に体が温まったと感じられたら、ずっと維持できる快適な速度までスピードを上げて下さい。プロのレースの様にロケットスタートを決めてしまうと、5キロもせずに途中で力尽きてしまいます。必ず帰りの分の力を残しましょう。

30-40キロ走るのに慣れてきたら、速度をあげる事に挑戦する時期です。この時期になると、市販のサイクルコンピューターが力を発揮します。サイクルコンピューターは、貴方が走った道程の距離、時間と平均速度を記録する事ができますので、サイクリングをより楽しい物にしてくれるでしょう。

自転車を長く楽しむ為には、自転車に乗り始めた初心を忘れない事。減量の為、気晴らしとして、レース出場の為など、始めた理由は十人十色でも、自転車を楽しむ事だけは忘れないで下さい。苦しい時もあります。それでもそれを乗り越えた時の達成感は格別ですよ!

ロードバイクを始められた方の多くの場合は、一か月ほどのトレーニングで、30キロの距離を平均時速22キロ程で乗る事が可能となります。平坦な場所で、有利な風が吹く環境で走行していたり、貴方に天賦の才がある場合はより良い結果が出ているかもしれませんが、この30キロを平均時速22キロで、というのが一つの指標となります。

ご自身の成長を実感されたいのであれば、週に3-5回乗車されるのが理想です。しかし、このスポーツには休憩が必要不可欠で、あまりハードにトレーニングをしてしまうと、体調を崩す原因になりかねません。

平日に2回、20-35キロを走り、週末に2回、2時間走る時間があれば、距離、速度、時間、全ての要素で貴方の走力は向上します。練習をする場合、カリキュラムを混ぜる事をオススメします。例えば、平日の練習では、短距離を高い速度域で走る練習をしてみるのもいいかもしれません。20秒間の全力疾走を3回か4回、ちょっとした上り坂で試してみましょう。

ロングライドに出る時は、気持ちのいいテンポで走って、流れゆく景色を楽しみましょう。しばらく練習していると、スタミナが増して、乗り始めた時より長距離を何の不快感もなく走れている事に気がつきます。それでも、繰り返しますが、いきなり180キロを走り切ろうとせずに、長い目で見てサイクリングを楽しみましょう。実のある90キロを練習する方が結局は近道になりますよ!

乗る時間、速度、距離は少しずつ伸ばして行きましょう。御近所で趣味を共有している熟練者を見つけられたら、トレーニングのテクニックを聞いてみるのも手かもしれませんね。スポーツに往々にして言える事ですが、先輩は頼れる知識の宝庫です!

サイクリングを永く続けるのに必要な事は楽しむ事です!この記事を読んで、有意義だなと思って下さっている読者の方は、既に自転車を通して何かしらの利益を得ているだけでなく、自転車の持つ不思議な魔力の虜になっている筈。今後も自転車を安全に、健康に楽しみましょう!