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皆さんは2015年6月1日から道路交通法が改正されるのをご存知でしょうか?
文章:本站原创  |   投稿時間:2015/11/20 13:01:35  |   チェック回数:1003

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道路交通法改正が2015年6月1日から施行、厳しくなる罰則、今まで以上に取り締まり強化へ、悪質な違反、常習者には講習と罰金も、交通ルールを守り、楽しい自転車ライフを!

交通ルールそのものが新しく変わるわけではない軽車両である自転車が原因となる事故が増え、また裁判となり高額な賠償金が課せられるケースが増え、実質的にルールはあるが罰則規定なしに等しかった現状が、厳しく取り締まられるようになるのだ。

今まで自転車は赤切符(罰金)しか適応されていなかったために、その手続の煩雑さから原則取り締まり対象外に近い状態だった。赤切符とは酒気帯びや危険運転などに適用されるものであり、略式起訴となり前科がつくのだが、裁判となるため多くの書類が必要になり手間がかかってしまうのだ。しかし今回の法改正で、取り締まりが可能となり、一気にそれが強化されることになるだろう。今回の改正では、危険な違反を繰り返す運転者には反則金以外に講習を義務付ける制度がスタートする。これは14歳以上が対称となるため、通学の学生もその範疇となる。

この安全講習は3年間のうち2度以上の摘発をされた際に義務付けられ、運転免許更新の際に行われるような安全講習が義務付けられる。命令を受けてから3ヶ月以内に、受講せねばならず、費用の¥5700は自腹となり、また3時間の講習の後には試験も受けなければならないという徹底ぶりだ。またこの安全講習を受講しない場合、裁判所への呼び出し、及び5万円以下の罰金が科されるのだ。つまり場合によっては前科が残ることになり、最悪逮捕ということも考えられる。

では一体どのような違反が取り締まり対象となるのか、それは今回は明確に明記されている。その合計14の項目は以下のようになっている。

1.信号無視
2.通行禁止違反
3.歩行者専用道での徐行違反等
4.通行区分違反
5.路側帯の歩行者妨害
6.遮断機が下りた踏み切りへの進入
7.交差点での優先道路通行車妨害等
8.交差点での右折車妨害等
9.環状交差点での安全進行義務違反等
10.一時停止違反
11.歩道での歩行者妨害
12.ブレーキのない自転車運転
13.酒酔い運転
14.安全運転義務違反

わかりやすいものが多いが、法律の説明には実にわかりにくいものが含まれている。ただこの中でも重点的に取り締まりが行われるものをわかりやすく説明するとこういうことだ。

まずは道路の左側走行、これは御存知の通り、軽車両である自転車は車と同じ側を走行せねばならないのだ。これに関しては厳しく取り締まることがすでに発表されており、右側を走行した場合は一発アウトとなる。

また歩行者との事故が増えたことで、原則歩道がある道路では車道を走らねばならないというルールも重点的にチェックされる。やむを得ず歩道を走行する場合は徐行が義務付けられることとなる。また歩道がない道路の場合、路側帯の白線を走行して歩行者の通行を妨げた場合にも取り締まり対象となる。つまりは常に歩行者が最優先されるというわけだ。

もうひとつ厳しく取り締まられるのがスピード違反だ。スポーツ自転車はスピードが出がちだが、これもクルマ同様のスピード違反扱いとなる。また自動車同様に極度に遅く走るなど、交通の妨げとなった場合においても取り締まり対象となる。

そしてここがスポーツ自転車乗りには難しいところだ。一旦停止の標識のある場所では、必ず止まるだけでなく、足を地面につかねばならないのだ。これはつまり客観的な事実として、足をつくことで一旦停止したと認識されるためだ。これはつまりスタンディングストップは原則アウトと判断されるケースも有り、ビンディングペダルの場合その都度きちんとビンディングをはずした方がいいということだ。警察に問い合わせたところ、原則ママチャリを基本として考えられているため、ペダルとシューズが固定されているスポーツ自転車を想定としてはいないとの回答だった。しかし当然想定外ではあっても取り締まり対象にはなるとのことであり、これは面倒くさい動作ではあるがかなり注意せねばならないだろう。

また一方通行の道路への侵入も取り締まりの対象となる。自転車を除外、という条件がついていない限り、わずかな距離であっても逆走をすればアウトということになる。小さな路地が多い住宅街などでは、当たり前のように一方通行を逆走している自転車を見かけるが、これからはこれも厳しく処罰されることとなる。

そしてこれは若者に多く見られる携帯電話やイヤホンで音楽を聞きながらの運転も厳しく取り締まられる。いわゆる”ながら運転”であり、以前から厳しくするべきとの指摘があったが、今回ようやく罰則として厳格に処罰できるようになった。

もう一つ要注意なのが、自転車を駐輪に関してだ。交通の妨げや、事故の起因となった場合において、これも処罰対象となることが決まっている。つまりは自動車では路上駐車をしていた車両を避けようとして事故が発生した場合、路上駐車者車両の持ち主も責任を負わされるのだが、それと全く一緒のことだ。

また今までは注意をよく行っていた無灯火に関しても厳しく罰則が適応される。ライトのないスポーツ自転車はかっこ悪いなどと言っていることはできずに、問答無用でクリップオンやダイナモ式のライトなどをハンドル周りなどに取り付けなければならなくなりそうだ。

これらに加え、取り締まり強化対象になる行為はまだまだある。雨の日の傘をさしての走行は一発アウトとなる。今までも度々議論の対象とはなっていたが、ようやくこれも厳しく取り締まられることとなる。つまり雨の日に自転車にのるのであれば、濡れたくなければレインコートを着て走れということだ。また当然の事ながら二人乗り、そして2台が並走するのもアウトとなる。

いままで注意で終わっていたものが、これからはすべて処罰の対象となるということ、そしてすでに警察は取り締まりの強化を指示しており、自転車乗りにとっては間違いなく神経質にならざるをえないだろう。通常のママチャリが重点的に監視されることにはなりそうだが、目立つロードなどは間違いなく狙い撃ちされそうだ。

ルールを守ってきた者にとってはある意味今回の改正は全くと言っていいほど影響はないだろう。しかし普段はあまり自転車に乗らない者や、学生、高齢者に取っては当面かなり摘発されることが予想される。楽しい自転車ライフは正しくルールを守るところから始まるということを、今一度肝に銘じておこう。
 

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