1.自転車専用ウェアはとにかく快適だから一度着たらやめられない!
なぜながら、サイクリングは、座って前傾姿勢で腕を前に伸ばし、足を絶えずグルグルと回すスポーツです。普段着や普通のスポーツウェアでは、肩が張ったり、腕の袖が短かったり、お尻が破けたり、膝が張ったり、ズボンの裾が汚れたりしてしまいます。
サイクリング専用に考えられたウェアは、腕を前に出しやすく、風でばたつかないように立体裁断されています。生地のストレッチ性もよくサイクリング特有の姿勢を楽に維持できます。サイクルウェアを一度着たらきっと病みつきに。
2.背中のポケットがなにより便利。
携帯電話や財布、カメラやちょっとした食べ物など、サイクリングに持って行きたいものもいろいろ。サイクルジャージには、そんな小物を入れる為に、「背面」にポケットが付いています。
背面ポケットは実に機能的です。普段着で前ポケットやズボンの前ポケットにモノを入れてペダリングしてみるとわかりますが、前傾姿勢だから前ポケットだとお腹と腿に挟まれペダリング動作の邪魔になってしまいます。それが背面だと邪魔になりません。ほら、とっても機能的。
普段持ち歩くお財布は持たずに、ジップ付ビニール袋に携帯電話、お金、クレジットカードを入れて背中のポケットへ収納するのがスマート。しかも財布を持たないだけでも軽量化に貢献。貴重品の為にチャック付きポケットがあるものもあります。
3.汗をかいても乾きが速く、全然不快ではない。
スポーツに汗はつきもの。ジーンズに綿のTシャツでは、汗を吸ってベタついたり、重たくなってしまったりと不快な思いをします。サイクルウェアにはほとんどのものに、化学繊維で汗を吸い取りやすく、乾き易い素材が使われていて、サイクリングをより快適なものにしてくれます。
表面だけ見るとベタベタしそうな雰囲気でも、裏面は肌離れがとてもいいメッシュ風になっているものもあります。
4.サイクルパンツは股にパッドがあって痛くなりにくい、一度使うと手放せない優れモノ。
スポーツ自転車で一番最初に当たる壁が「お尻の痛み」。その痛みを和らげてくれるのがパッド付きのパンツ。下着感覚で使える薄めのパッドのインナーパンツや、ショーツ、七分丈、タイツなど、長さや生地やパッドの厚みも様々。季節や用途に合わせて使い分けていきます。